Scenario
シナリオ03_錆びた金属と、南のざわめき
設定資料
導入
台風一過の朝、南部林の一角——南嶋岳の北側斜面が崩れた。大事にはならなかったが、様子を見に行ったケンが「崩れたところに、なんか金属みたいなの見える」と言い出した。
最初は誰も気にしなかった。南部にはあちこちに放棄重機置き場があるし、今更珍しいことでもない——はずだった。それでも、いつもと崩れ方が少し違う、という声も聞こえてくる。
【シナリオ概要】
全6ターン(1ターン=島内時間の約1週間)
2041年9月上旬〜10月中旬
【このシナリオについて】
崩れた斜面から出てきたものを入口に、この島について今まで誰も確かめてこなかったことが、いくつか見えてくるかもしれません。
調べるかどうかは自由です。誰かに頼まれているわけでもありません。ただ、調べた人だけが辿り着けるものがあります。
あなたのキャラクターは、今週この島で何をしますか?
シナリオ追加説明
南部林・南嶋岳は、台地の南端より先、行政管理が及ばない亜熱帯の原生林です。
「行政管理が及ばない」理由については、予算や人手の問題だろうと、噂されています。
公式には立入推奨されていない一帯ですが、島の住民にとっては「昔からなんとなく近づかない場所」という、ゆるやかな禁忌として認識されています。理由を説明できる大人は、この島にいません。
ルール
【進行】
・全6ターン。1ターンは島内時間で約1週間です。
・毎ターン、行動を1つ提出してください。行動の結果は次のターンのリプライで 返ってきます。
・前のターンで分かったことが、次のターンの行動の材料になります。
【このシナリオでできること】
・現地に足を運ぶ、人に話を聞く、資料を調べる、掛け合う——調査と探索が中心です。
・手がかりは、行動した人のところにだけ届きます。何もしなければ、噂として人づてに聞くことになります。
・一人でできることには限りがあります。誰かが調べたことを、別の誰かが繋ぐ——そういう進み方をするシナリオです。
【できないこと・注意】
・武力による解決はできません。
・登場人物は死にません。
・崩落箇所への単独接近、台風接近下の野外行動には軽度の危険(負傷レベル)が伴うことがあります。
・現地に立ち入れる期間は、島の状況によって変わることがあります。今できることが来週もできるとは限りません。
配信: 10/06
現在の世界状態
大型台風通過後、南嶋岳北側斜面で土砂崩れが発生。崩れた斜面に金属質の何かが見えるという話が出ている。放棄重機置き場の延長として受け止められている
「南に行くな」は島に昔からある言い草。公式の禁止ではなく、理由を説明できる者もいない。守る人も気にしない人もいる
出所不明の構造物が出た場合は本土へ照会を上げる決まりがあり、地中の空洞・斜面の崩落リスクの観点から確認が来る見込み。来れば安全確認が済むまで立入禁止になる見込み
崩落箇所の扱いを統括局に問い合わせても「南部林は管轄外」、議会に聞いても「所管がはっきりしない」。誰に許可を取ればいいのか、誰も答えられない
南部林を誰より知っているはずのシンが崩落箇所に現れない。途中まで来て引き返す。頭痛があるらしいが本人は説明しない
年の半分を島で過ごすリンが、今シーズンは島に滞在中。オジイと並んで浜で釣りをする姿が見られる
本土からの調査が近いという見通しが島内に共有される。崩落箇所に立ち入れるのは今週が最後になりそうだ
「南に行くな」「あの辺りに長くいると耳が変になる」という言い伝えは、オジイたちの世代も、子どもの頃に上の世代の年寄りから聞かされて育ったものです。オジイ・リン・ナンジィ老夫婦を含め、自分で南部に行って何かを体験したという話は誰からも出てきません。なぜそう言われてきたのか、誰が最初に言い出したのかは、誰にも分かりません。
本土から専門家チームが派遣される。崩落箇所は立入禁止となり、扉は撤去・搬出、斜面は埋め戻される。以後、現場での採集はできない
搬出に異議を唱えても、所管の部署を尋ね返されて答えられない。島のものだと主張するには南部が島の管轄だと示す必要があるが、それを示す紙がない
中村沙織が、旧島民関係の移管文書が議会事務局にあると教える。疎開・土地関係の記録が含まれる
参加キャラクター
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