Scenario
シナリオ02_黒板が白くなった朝
設定資料
導入
2041年初夏、渡神島。ナカ商店街の非公式両替所——通称「コンサルタント事務所」——の黒板から、ある朝「今日のレート」が消えた。十年近く欠かさず書かれてきた数字が、白い板の上に何も残っていない。窓口は閉まったまま、ノックしても返事はない。
同じ頃、B区では奇妙な盗難が続いている。修理屋の工具、スーパーの保存食、集合住宅の作業着、医療センターの絆創膏——金になりそうもないものばかりが、誰にも見られず消えていく。盗っていった誰かは、いったい何をする気なのか。
円が消えたのか、誰かが盗ったのか。それとも両方が、どこかでつながっているのか。
D区の現物相場は乱高下し、島を出たいのに出られない人間が増えている。
あなたのキャラクターは今日、この騒動のどこに関わっていますか?
シナリオ追加説明
渡神島には正規の両替制度がなく、住民が本土に出るための円は、ナカ商店街の非公式両替所を介した両替に頼っている。トカポの公式レートは下落が続いており、この非公式両替所は住民の生活を支える数少ない「島の外への出口」になっている。
今回の異変は、この生活基盤に直接関わるものだ。
このシナリオは複数の謎が並行して進行します。謎を解くことに加え、解けた後に何を選ぶかが問われる場面があります。
ルール
・全6ターン、1ターン=島内時間の約1週間です
・このシナリオは謎解き中心のシティアドベンチャーです。暴力による解決はできません
・人は死にません。ただし夜間の単独行動・危険区域への立ち入りには、負傷程度のリスクが生じる場合があります(GMの裁量)
・複数の謎が並行して進行していきます。適切な行動があれば、早期の解決となるかもしれませんし、そうでなければ、知らないうちに謎は終了するかもしれません。あれこれと、積極的に手がかりを集めて回ることを推奨します
・このシナリオには複数のエンディング分岐があります。プレイヤーの選択が結末に影響します
配信: 07/28
現在の世界状態
ナカ商店街の非公式両替所の黒板から「今日のレート」が消えた。窓口は閉まったまま、ノックしても返事がない
B区で工具・保存食・作業着・医薬品など、金にならない物ばかりが3週間前から盗まれ続けている。現金・トカポの被害はゼロ
トカポの公式レートは1トカポ=約0.65〜0.70円相当まで下落している。非公式両替所の機能停止はこれにさらなる打撃を与えている
両替所の機能停止を受け、D区の現物経済(番が管理)のレートが乱高下している
みなみ丸は週1便。港湾管理職員は3名のみで、夜間は事実上無人状態
D区の自警組織「番」の世話人たちが、夜のD区を頻繁に巡回している。理由は明かされていない
両替所は公式には存在しないため、盗難届も両替所の件も正式な捜査の対象にしづらい。田端副署長が苦慮している
参加キャラクター
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